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5月病とはよくいったものだ。 5月が終わると正式な配属先が決まる。 ブランドの希望は出せないので、どこにされても精一杯がんばろうと思ってはいるが、 ここだけは避けたいと思うブランドもある。。。 と、なんだか不安な気持ちなこのごろ、ふと東京に出てきた時のことを思い出した。 鳥取県から大学進学のために上京した私は、3日目で見事にホームシックになり 近くの公園から泣いて実家に電話した。。。 今考えると笑えないほど恥かしい。 けど、あの頃の私にとって東京の生活は、なにもかもがはじめてすぎて 許容範囲は3日が限界だったらしい。 故郷との距離感ははてしない。旅費の額がとっても実感させる。 目の前には迷路の様な線路図と迷宮の様な駅構内、大都会東京。 街に出かければ必ず迷子。道を聞いても通りすがりの人はあやしんで教えてくれない。 帰宅したときは決まって疲れきっていたのを覚えている。 洗剤や食料など当たり前に必要なものもどこに売っているかが分からない。 朝、テレビのアナウンサーの声がいつも聞いていたものと違う事に無性に寂しくなる。 あの頃、本気でスタバの買い方が分からなかった。 スタバで初めて頼んだモノは忘れもしない。。。「tea」(笑) 丸井のマークは「オイオイ」と読むもんだと思っていたし、 GAPはおしゃれショップだと信じていた。 学校では、「鳥取県出身だよ。」「へー四国なんだ。」という会話にマイナーさを実感させられ、 なまった時のけげんなリアクションを受けてはひたすらへこんでいた。 のくせに、東京弁がむかついてしょうがなく、顔面パンチを必死にこらえていた。。。 こんなこといっているから当然なじむには時間がかかり心細さは倍増した。 自分のidentityが表現できない場所、それが東京だった。 そんな私も東京6年目。 地図を片手に代官山とか来ている子達をみると、聞かれてもないのに道を教えてあげたくなる。 少しは都会にかぶれてきたのか、自己紹介した時「もともと東京出身の人かと思った。」といわれたりする時があったりする。 もぉー!昔の自分へ心の中でガッツポーズっっ(笑)!!! でも、やっぱり六本木ヒルズのハイソサエティーな雰囲気にはなじめない。 イトーヨーカドーやジャスコに行くと血が騒ぐし。 一つぶ1000円のチョコなんて恐ろしくて食べられない。 こんなでもおしゃれを扱うアパレルの仕事についているんだから、 東京なんてしょせんこんなものさー(東京弁)。
by soaryear
| 2005-05-26 23:35
| 新生活
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